混沌

MY SWEETBOY 世の中は混沌としていて、未だかつて経験の無い状況にNATTEIRUけれども、自分はそこに地に足をつけていたいとそう思う。 それはそれで、不安がないわけではないけれども、先のことで一喜一憂していると疲れてしますから。その日その瞬間幸せであ…

秋が来ている

1年前の私は今の私を少しでも想像出来ただろうか? きっと出来なかっただろう。 或る日突然自分が一生懸命守っていたものが消えてしまうなんてことを。 それでも自分がそれなりに生きていることを。 犬しか飼ったことがない自分が、猫の親子に癒され救われる…

断捨離中

数ヶ月前から友人に勧められて、携帯のフリマアプリで不用品を売り始めた。捨ててしまうよりは使ってくださる人に使っていただいた方が良いということで初めて見た。そこで気がついたことは自分がこんなに無駄に物に囲まれていたことと、それらがなくなった…

傷はまだいえない

4年ほど前、私は仕事でひどく傷ついて異動することになった。 女同士というものはいろいろあるものだけど。 私は競争心と言うものの恐ろしさをまだ知らなかったのかもしれない。 今思うと、そこで異動したからこそ成長できたのかもしれないので、感謝するべ…

ふと思い出したこと

お人形を抱きしめている赤ちゃんとすれ違ったときに、ふと思い出したことがある。 私が子供の頃いつも持ち歩いていたお人形で思い出深いものは、3つ。 一つ目は特大サイズのキューピーちゃん。 それは、私の手により可哀想だからと、体中に毛という毛を黒い…

エゴに囲まれて

私はヨガをする。もう、10年になる。 普段指導をする立場で働く身には、人の指図のもとに自分自身と向き合ってひたすら集中するだけでいいヨガは合っていて、心地が良いのだ。 しかしながら、時折インストラクターによりペアワークなるものがある。 要はそ…

ファミレスのガラスにGGが。

GGとは私の職場で彼はその様に呼ばれている。ようは、じーじだ。色々辛いことばかりだが、この際開き直って行こうと思う。考えた所でこの有様だ。 悩むだけ馬鹿らしい。 ただ言えることは、GGは取り敢えず生きてがんばっていると言うことは喜ばしいことだ。…

母の誕生日

母の誕生日に、誕生会をした。 君がケーキを買って。 私は寿司を頼む。 66歳にして初めての、お誕生日会。穏やかな時間。君を勝手に連れて来た事を、母はもしかしたら嫌だったかもしれない。それでも私は、そんな日に誰かを1人にすることは選択できない。き…

ギューのパワー

私は一生この人には敵わないと思う存在は 母 である。 クタクタにくたびれた日。 何と無く不安な時。 凄く人の温かさに触れたい時。 母の樽のようなボディーをギューっと抱き締める。 温かくて、柔らかくて、欲しかった何かが確実に得られる。 それはお父さ…

命日

今日は父の命日。 毎年この日はお休みを頂いて、母と二人でお墓参りにいく。 今年はちょっと様子が違った。 何と兄が母を家族と一緒に車に乗せて連れて行ってくれたのだ。 私は内心胸がいっぱい。 帰りも送って、一緒に食事まで食べてくれた。 当たり前に皆…

兆し

クリスマスプレゼントのひとつの君への帽子を編んだ。 すぐなくしちゃうから、編めれば無くしてもまた編めばいい。 隣に座ってサイズを調節しながら過ごす時間がとても貴重で、たのしい。 この時期になると、秋頃から始まる君のうつ病は頂点に達する。そんな…

大きな坂

最近よく夢を見る。 この間は、近道も知っていてもっと楽ができるのに、いいの!私はこれを登って行く!と言って大きな坂道を上がって行く夢。どうやら悪い夢ではないみたい。こんないい年して言うことでは無いけれど、人付き合いを大切にしようと決めた。 …

そして

君のドクターが言った。 腫瘍は無くなりましたって。 先日のサイバーナイフのお陰だ。 凄く良かった。 それでも、クリニックで点滴を打ち続けなくてはならない。 体内に吸収されている放射線は体へ様々な影響を及ぼす。塞がった穴は、ちょっとしたトランペッ…

正夢

今日はことごとく朝立てた予定が狂う一日。 耳鼻科は休みで、あると思って行った郵便局がなくなっていた。そんな事より驚いた事は夢で夢ではなく潜在意識が教えたのか。 月曜日のヨガの先生が結婚したという予感。 先生との付き合いは長いが、受けるのは一月…

不思議な夢を見た 何処か曖昧で でも凄く鮮明で 痛切に私に私の過ちを責める夢何て私は大人げない事をしてしまったのか?私達グループは何処かで住み込みのバイトをしていた どうやら厨房のような裏方作業色々な年代 いろいろな地方の 色々な事情を抱えて働…

許し

君が子供に会いに行く。 私たちのこの6年間の間に君が犯した最大の間違いだ。 認知はしていない。 私の心を蝕み、私の夢を壊したこと。私が世界中で一番残したかった君の生きた証を君は別の人と、愛のない関係で作ってしまった。 私はこれをいつか許すことが…

匂いと音

ヨガスタジオの更衣室で、嫌いな匂いに遭遇した。香水同様に体臭も好き嫌いがある。匂いがダメな相手とは細胞単位で上手くいかないと、昔後輩に聞いた。そして匂いはダイレクトに脳に記憶される。時々、匂いで好きだった人や、付き合ったことのある人を思い…

君と君の息子

君の息子が君の元妻の家に帰ってからずいぶん経つ。 私達はそれ以来話していない。突然君が最近連絡が来なかったか?と聞く。 最近話してないと答えると、彼はどうも調子が悪いようだ。。。と言う。翌日君の息子からメールが来た。お父さんはどう?直接話せば…

私の場所

悔しいかな。君の言うことはいちいち当たっている。私はこうやって、君の隣に座って君が何かを作り出すのを眺めながら昼寝をするのが好きだ。君の背中を眺めて、作り出したものを聴き、そこから頭に映し出される映像を君に伝えるのが大好きだ。高濃度ビタミ…

星になる

きっとこれも全て必然なのだと思う。 急に貰った連休に、いつも滅多に行かないスタジオで、初めて受ける先生。もちろん知らない人ばかり。 冒頭にその訃報を代講のその先生から聞かされた。 普段行かないスタジオだから、誰の代講だったのかも知らなかったの…

白昼夢

時々ふとよぎる事がある。 君のその時。きっと私はその時には立ち会えないだろう。複雑に絡み合った人間関係の中で、私はきっと、頼まれるだろう。君を君の体を君の両親が住む町に連れ帰ることを。 Skypeでしか会ったことのない気さくな人達に、1番辛いもの…

7年目

10/26、7年目が始まった。それと同時に君の放射線治療が始まった。二度目のそれは一度目より痛みが強いらしい。食べることもままならない。また3キロ体重が減っていた。痛みを忘れるために作曲に没頭する。もうトランペットは吹けないかもしれない。去年の夏…

泣くもんか!

遂にその時期がやってきたという感じ。母が歩けなくなった。13、4年前に医者には行く行くはそうなることもあると、告げられていたのでであまり苦しくは感じず、ああ、その時が遂にやって来たんだ。そんな感じだ。 よく頑張ったもんだと思う。それを彼女は一…

そいつは

その体の割合に対してとても小さなそいつは、恐ろしい程成長が早く、残酷に体力を奪い取る。 体力だけでなく、心をも蝕む。奴らは糖分を好み、酸素に弱い。果敢に闘いを挑んでいる。 でも、とてつもなく手強い。気力と体力を奪い、疲労困憊で眠る時間が多く…

それは

そのハートの雲好きよ。 大切な友人が教えてくれた。 撮った本人は気が付かなかった。 ちょっとこの偶然が有難かった。 小さな小さな、喜びだから。

そもそも癌って何なんだよ。父を奪ってまた君を奪うかもしれないそれに対して、ふと思ったこと。私は全く無知であり、無力。ただただ、一発で父を消滅させたそして、1981年以降日本人の死亡原因第一位のそれに、憤りと何とも言い難い思いを持たずには居られ…

本を読む

家にいればエンドレスでタブレット相手に海外ドラマを観たおす日々を繰り返すさなか。やっと本を読む気力が出てきた。 昔は本を読み、映画を一人で観に行き、寝る間も惜しんで夜通し何かを作成していたのに、気がついたらそれら全てが日常からすっかり落ちて…

何処へ

今、何を楽しみにして生きているのか?欲求や、希望。 情熱。そんなものを何処かに置いてきてしまったみたいで。その日をただただやり過ごす毎日。何者にもなってなく。 何も創造してもいなく。ただただやり過ごす。 過去の傷を癒す事すら出来ていない。傷は…

あの時の

ふと、思い出した事がある。 後輩の友人の御父様が亡くなり、身近でそう言う経験の無い後輩に色々聞かれていた時。 49日が過ぎるまで殺生はしてはいけないという事を思い出した。 いかなる小さな命であっても。私の父は12/31に亡くなった。 当時は今と違って…

琴線

大橋トリオと言うアーティストの声が好きだ。 凄く個性的な声では無いけど。 心の琴線に触れるところの波長なのだとおもう。 難しいことは分からないけれど、ジワジワと心の奥のしまって居るところにじんわりと染み込んで来る。ハートを温かく包み込んでくる…