遂にその時期がやってきたという感じ。
母が歩けなくなった。
13、4年前に医者には行く行くはそうなることもあると、告げられていたのでであまり苦しくは感じず、ああ、その時が遂にやって来たんだ。そんな感じだ。
よく頑張ったもんだと思う。
それを彼女は一緒の「家」に住んでいる兄には言わないでもらいたいという。
考える。
昨日理不尽な申し出を渋々受け入れたにもかかわらず、態度が悪いとクレームを言われた。
そんな苦痛、汚物のついた衣類をこっそり手洗いする心の痛みに比べたら屁でもない。
大切な人が舌を切れと何人のもの医者に言われる苦しみに比べたら屁でもない。
泣くもんか!