ふと思い出したこと

お人形を抱きしめている赤ちゃんとすれ違ったときに、ふと思い出したことがある。

私が子供の頃いつも持ち歩いていたお人形で思い出深いものは、3つ。

一つ目は特大サイズのキューピーちゃん。

それは、私の手により可哀想だからと、体中に毛という毛を黒いマジックで描き尽くされた上、母が恥ずかしいので遠くまでいって捨てられた。

もう一つは、父が上野動物園で買ってくれたパンダの人形。

名前はたつや。

どうしてたつやなのかは,覚えていませんが。今思うと、ませた幼稚園児だと思う。

それはその一年後に我が家にやってきた、ダックスフンドのドンの歯により、無惨にも壊される。

最後になぜか日常をともに過ごすことになった人形はETのぬいぐるみで、名前はじしゆき君。これまた何故そんな名前なのかは覚えていないが、どこに行くにも持ち歩いていたのはとても覚えているが、その当時からやはりちょっと変わって居たんだろうな。。。。と思う。そして彼もまたダックスフンドのドンに無惨にも壊されたのでした。

女の子には女の子らしいお人形を与えるべきだと、大人になった今はちょっと思うのでした。