重すぎる義務
毎月の話だ。
こんなことを身の回りの誰に話せるだろうか。
毎月生理がくる度に死にたくなる。
もし君があの時私に
どうして君じゃなかったんだ。
なんて言わなければ。
そして、あの女の人が私に電話なんてしてこなければ。
そんなこともなかったんじゃ無いか?
でも、それは現実に起こっていて、後戻りはできない現実で。
私は健康な女という生き物として生きていて、毎月それはやってくる。
いつも私は色んな事を我慢している。
そして、それが噴き出すのがそんな時だ。
自分でもコントロール出来ないくらいの怒りを吐き出す。
君にはそれを受け止める義務がある。
こんなに酷い現実を受け止めさせているんだから、それだけのことはしてくれて当然だ
何て、
鬼のようなことを平気で言ってしまう。
この先に明るい未来はあると、自分で思わない限り光は現れない。
お互いに重すぎる義務だと思う。
でも、そうしないとその、溜められて行く我慢が私達の心をもっともっと蝕んでいくだろう。
ありがとう。と、ごめんなさいを言い忘れてはいけない。