裏道

裏道にある老舗の喫茶店で昼食を取りながら人間観察をしていると、本当に色んな種類の人が通る。
やっぱり「類友」という言葉が有るからにはあるなりの理由があるんだと思う。

柄の悪そうな人はそれなりの
天然風な人はそれなりの
理屈っぽそうな人には
性格が微妙な人には

国籍もまちまちだ。

私が好んでここに来るのは、絶対に柄が悪い人は来ないと踏んでいるからだ。

真面目な学生
近所の老人たち
サラリーマン
役者風な人
キャリアウーマン的な人

軽いジャズが流れ
Wi-Fiとか勿論ない

店員に一人可愛い女の子がいる

そのくらい。

柄が悪い人には気が引ける空間

もしかしたら、もっと悪い人たちなら入れるのかもしれない

詐欺系の人とか。

同じ裏道でもウズベキスタンのそれは
私にとってはもっと、純粋な気持ちにさせるものだった。

生活水準は比べられないくらいかもしれないけれど
人間性はもっと清らかなものじゃないか?と。

サントーシャ「知足」の修行只中の私には
あの、裏道の方がずっとずっと懐かしく親しみ深く感じる