慈しみ

見てはいけないのを発見した。

君には言えない。

 

その人の浅はかさを目の当たりにし、それに気がつかなかった君を残念に思った。

 

怒りは湧かない。

ただ、ただ、悲しいだけだ。

 

全ては必然に起こるもの。

 

上手くいかないことにはそれなりの理由があるんだ。

 

その人も、君も。そして、私もそれなりの理由を償って行くんだろう。

 

それでもなお、君の幸せだけを願っている。

その人はきっと、自分の犯した間違いには一生気がつかないかもしれない。

 

それでも、日々はすぎて行く。

 

私は、慈しんで許す強い心を手に入れる為の努力をする。

その先に人間としての成長があると信じてる。

 

来年も再来年も、その先も、2/6をお祝いしてあげられるように。